コラム

男性的な腹筋を創る脂肪吸引

脂肪吸引はその技術が誕生してから、常に進化を遂げてきました。近年の脂肪吸引は「とにかくたくさんの脂肪を取り除くこと」だけが目的ではありません。今回は脂肪吸引の最新技術がどうなっているのか、効果や違いについてお話します。

ボディデザインの概念が誕生した背景

脂肪の吸引量を重視した仕上がりから、筋肉の陰影を表現した立体的な仕上がりに進化

脂肪吸引を専門的に扱っているTHE CLINICでは、最先端の手技「VASER 4D Sculpt(ベイザー4Dスカルプト)」によるボディデザインを提供していますが、そもそもボディデザインとは何なのでしょうか? それには、脂肪吸引の歴史が関係します。
脂肪吸引が一般的な外科手術として認識されたのは、1980年代。その後、脂肪を無理なくたくさん取れるベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)が開発されるまでに、脂肪吸引機器は進化しました。
一方で、その機器を扱うドクターの「とにかくたくさんの脂肪を取り除く」という概念は確たるものとしてあり続けました。ただ、こういった吸引量だけを目安にした手術は人体の構造にそぐわないフラットなデザインになることも多々ありました。
そんな概念に矛盾を感じたのが、コロンビアの形成外科医であるDr.Hoyos。彼がとった行動は、これまでの脂肪吸引の根幹とも言えるこの概念を一度切り捨てることでした。そして2002年、筋肉の陰影を表現して立体的に仕上げる吸引技術「VASER HiDef(ベイザーハイデフ)」を考案。これが、ボディデザイン技術の始まりです。その背景に、あらゆる脂肪層を自在に吸引できる性能を持つ脂肪吸引機器、ベイザーリポ(ベイザー脂肪吸引)があったことは言うまでもありません。

ハイデフとミケランジェロ、4Dとの違い

「ベイザーハイデフ」という言葉に耳なじみがない方も、「ベイザーミケランジェロ」と言えばどうでしょうか? 実はこの2つ、同じ技術を指します。海外でも使用されている正式名称は「ベイザーハイデフ」ですが、2009年の導入の際に日本の代理店が覚えの良い日本での名前をつけました。それが「ベイザーミケランジェロ」というわけです。
こうして立体デザインが可能になったわけですが、美に関してさらに高みを目指すのが美容外科医という人たちなのかもしれません。Dr.Hoyosは、この技術をより自然なデザインへと進化させます。そして2011年に誕生したのが、冒頭にもある「ベイザー4Dスカルプト」です。これは、「ベイザーハイデフ」が可能にした3D(立体感)にもう一つのD、Dynamics(動き)という概念をプラスした技術。通常、身体が動くことによって筋肉の境界も変わります。「ベイザーハイデフ」はそこまで考慮できておらず、動いたときに人形のような不自然さが出るケースもありました。しかし、「ベイザー4Dスカルプト」では筋肉の移行部分を設計するため、動いても自然な立体感がキープできるようになったのです。もちろん男性的な肉体美だけでなく、引き締まった女性の健康美の表現や、さらにはボリュームアップも含めた全身のトータルコーディネートも可能です。意識の変化から、術後に生活習慣を改善したり身体を鍛え始めたりする方も少なくなく、まさにボディデザインならぬライフデザイン。
ただし、あくまでデザインですから、ドクターの技術やセンスで結果が大きく異なります。開発者であるDr.Hoyos指導のトレーニングを修了した認定医であることはもちろん、クリニックやドクターの専門性を事前に確認してから依頼することが大切です。

3Dベイザーハイデフとベイザー4Dスカルプトの仕上がりを比較

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